会社設立・起業の際に準備しておくべき 印鑑とは? パート③.png)
前回・前々回に続き、会社設立や起業の際に必要な3本の印鑑を紹介しております。
今回が法人実印(代表者印)、法人銀行印に続き、法人角印(社判)を紹介させて頂きます。
法人角印(社判)
https://www.hankoyalohas.com/SHOP/211132/list.html
法人角印と言えば、皆様も一番見る機会が多い印鑑だと思います。
用途とすれば、法人実印(代表者印)・法人銀行印は法務局や金融機関に
登録する印鑑ですが、法人角印は登録印ではなく、個人印でいう認め印と
同じ役割となります。
よく使用される書類は請求書や領収書、見積書などに自分たちの会社が
発行した書類ですという意味で使用されます。
その他にも社内文書等に社内の正式文書ですという意味を持たせるために
社内文書等にも押印されます。
このような用途から、角印は自分たちの会社から発行された書類ですという
意味で使用されるケースの多い印鑑。
すなわち法人用の認め印となります。
作成の際の特徴
法人角印を作成する際に法人実印(代表者印)・法人銀行と違い
社名のみを彫刻します。
その際に文字のバランス等をみながら、おくり字に「印」や「之印」が入るのが
一般的となっております。
おすすめ角印サイズ
法人角印:21mmもしくは24mm
※一昔前までは24mmが主流でしたが、最近では21mmが主流になっており
会社設立3本セットというような形で起業の印鑑セットで販売されている角印の
サイズも21mmが多くなっております。
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次回は印鑑の素材(印材)について紹介させて頂きます。




特徴:
篆書体をベースに中心から外に向かって力強い流れの線が特徴です。
上下左右斜めと八方に末広がる事から【八方篆書】とも呼ばれ、易学や風水で開運印相によく用いられる書体です。
また、枠に文字が接するため、最も欠けやすい枠が欠けにくい
という利点もございます。
但し、社名に英語が含まれている場合は英語の印相体文字が
本来は存在しないため、法人印鑑で英語表記の社名の場合は
別の書体での作成をおススメします。
おすすめ印鑑タイプ:
法人銀行印
特徴:
雅な味わいの墨溜りや欠け途切れが特徴です。
日本漢字を基に進化した印章用の書体で、可読性が非常に高くて
馴染みのある書体となっております。
大和古印の伝統を受け継いだ日本独自のものです。
おすすめ印鑑タイプ:
法人角印
特徴:
波打つ運筆で、横長の端正なバランスが特徴の書体となります。
身近な書体で、お札の【日本銀行券】【壱万円】の表記文字は
この隷書体が使用されています。
現代文字に見えますが、実は紀元前から続く歴史の古い書体で
文字によっては形状が異なる場合もあります。
おすすめ印鑑タイプ:
個人認め印
特徴:
日常あらゆるところで用いている馴染み深い標準書体。
可読性が高いことから、実印などにはあまり使われませんが
可読性が求められる、ハガキや名刺等の印刷物などでよく使用
されている書体です。
書道などでも基本となっている書体ですので、馴染み深い書体と
言えば楷書体となります。
おすすめ印鑑タイプ:
個人認め印
特徴:
筆のはこびが非常に美しくはねや払いの美しさが特徴です。
楷書体を崩して書きやすくした書体であり印象が優しいことから
女性に人気があります。
印鑑に使われることは正直少ないですが、見た目の美しさや趣のある
字を重視される方などにはおすすめです。
おすすめ印鑑タイプ:
個人認め印




