印材の種類別特徴(黒彩樺)
今回ご紹介させて頂く印材は黒彩樺(くろさいか)です。
今回から4回にわたり、ECO印鑑という環境問題の取り組みで
生み出された印材となります。
ECOと聞くと再利用や、商品自体が天然植物材や動物材に
劣るというイメージを持たれてしまう方もいらっしゃるとは思いますが
実は逆で、今までの天然植物材や動物材の良さや使いにくさ等を
加味して改良された生み出された印材なので、実はとてもおすすめ
な印材と言えます。
黒彩樺(くろさいか)
https://www.hankoyalohas.com/SHOP/COM-3SET-KSK.html
特徴
樺の木を黒く染めたものになります。
樺の木は木材の中ではとても丈夫な種類の木であり、長年使用していても
ひび割れや欠陥などが非常に少ない丈夫な素材で木材が醸し出す自然な
風合いが特徴です。
耐久性をあげるために合成樹脂を混ぜてあるので黒水牛などの
耐久性が高い印材にも負けない硬さを持っているのも特徴の一つです。
その他、合板印材のため価格と見た目のバランスに優れており、
黒く美しく重厚感のある印象を与えますので、男性に好まれています。
最近では見た目が黒水牛に似ているため、動物材は避けたいけど
黒水牛の見た目は好きという方に大変人気が高まってきている
印材の一つです。
印材として評価
耐久性 ★★★★☆
捺印性 ★★★★☆
人気度 ★★★★☆
希少性 ★★★☆☆
全体的に高い評価の印材です。
特に法人の印鑑を作成する際に人気の高い印材であり
上記でも説明しましたが、耐久性・捺印性が非常に高く
人気も年々上がってきており、黒い印鑑をお探しの方には
おすすめです。
次回は今回と同じECO印鑑の茶彩樺をご紹介させて頂きます。








特徴:
篆書体をベースに中心から外に向かって力強い流れの線が特徴です。
上下左右斜めと八方に末広がる事から【八方篆書】とも呼ばれ、易学や風水で開運印相によく用いられる書体です。
また、枠に文字が接するため、最も欠けやすい枠が欠けにくい
という利点もございます。
但し、社名に英語が含まれている場合は英語の印相体文字が
本来は存在しないため、法人印鑑で英語表記の社名の場合は
別の書体での作成をおススメします。
おすすめ印鑑タイプ:
法人銀行印
特徴:
雅な味わいの墨溜りや欠け途切れが特徴です。
日本漢字を基に進化した印章用の書体で、可読性が非常に高くて
馴染みのある書体となっております。
大和古印の伝統を受け継いだ日本独自のものです。
おすすめ印鑑タイプ:
法人角印
特徴:
波打つ運筆で、横長の端正なバランスが特徴の書体となります。
身近な書体で、お札の【日本銀行券】【壱万円】の表記文字は
この隷書体が使用されています。
現代文字に見えますが、実は紀元前から続く歴史の古い書体で
文字によっては形状が異なる場合もあります。
おすすめ印鑑タイプ:
個人認め印
特徴:
日常あらゆるところで用いている馴染み深い標準書体。
可読性が高いことから、実印などにはあまり使われませんが
可読性が求められる、ハガキや名刺等の印刷物などでよく使用
されている書体です。
書道などでも基本となっている書体ですので、馴染み深い書体と
言えば楷書体となります。
おすすめ印鑑タイプ:
個人認め印
特徴:
筆のはこびが非常に美しくはねや払いの美しさが特徴です。
楷書体を崩して書きやすくした書体であり印象が優しいことから
女性に人気があります。
印鑑に使われることは正直少ないですが、見た目の美しさや趣のある
字を重視される方などにはおすすめです。
おすすめ印鑑タイプ:
個人認め印